院長ブログ

意外と知らない首の構造。その痛み本当に首からきていますか?

こんにちは!

治療院RESETの院長伊藤です。

皆さんは首の痛みやコリ、首からくる頭痛など、誰しも一度は経験されていると思います。

今回はそんな首の構造や痛みがくる原因について解説していきますので、首の症状でお困りの方には、ぜひ最後までお付き合い頂けたらと思います。

目次

意外と知らない?首の構造について

首の構造は7つの骨で構成されて、7つの椎体という土台が関節を支えています。

また、その土台の周囲を靭帯が囲っていて、人体を周囲を細かな筋肉が支えて、1番外周を少し触ってもわかる大きめの筋肉が覆っています。

前面から「気管、食道、頸椎」という風に並んでいて、首の役割としては「頭を支えること・脳から下の体へ伸びる神経の束を保護すること」です。

更に頭を回して柔軟にあらゆる方向へ動かすことができます。

豆知識!首の可動域は〇°まで!

意外な事実なのですが、首の関節だけで動かせる最大可動域は、頸椎1番と2番の回旋の動きで58°ぐらいまでです。

各7つの骨からなる頸椎は、各骨自体は最大でも10°〜40°ぐらいしか動きません。

これは解剖学というよりも、運動学の範囲になるため詳しく知りたい方は調べてみるとおもしろいと思います!

その情報から判明していることは、『首がこったり、緊張するなどの痛みを感じた場合、45°ぐらい動かせるならば首が原因ではない確率が高いこと』です。

残りの45°近くは、胸椎という胸の12個の骨が動くことで、土台が動いているから首が90°可動しているように見えているのです。

体が動くことは患部だけからなるわけでは無いことが、少し伝わったでしょうか?

また、身体の一部を動かすということは、いろいろな部分が連動していることで、1箇所が動くというのも理解できましたでしょうか。

上記を踏まえると、患部が反応しているだけでは、患部が原因とは限らないということなのです。

治療院RESETでは痛みの本質を見つけて治療を行います

当院では、首が緊張する・奥がつまるという場合でも、頭のポイントを捉え、細かな刺激を与えることで遠隔の無痛治療を可能にしております。

お客様の身体になるべくご負担をかけず、より効果的な治療を行っておりますので、首の痛みだけではなく、お体の不調を感じられた際には、ぜひ一度当院へお越しください!

心よりお待ちしております。