症状説明

◆◇東洋医学解説 舌診◇◆ 

こんにちは、整骨院 RESETの院長伊藤です。
今回は東洋医学の舌診について解説します。

 

【舌診】
舌を望診することで健康状態を判別します。
正常な舌は白く薄い苔に覆われて、艶があり、淡紅色をしています。

 

「舌の形状変化」
・胖大舌(そうだいぜつ):舌体が正常より腫れて大きい状態
・痩薄舌(そうはくぜつ):舌体が痩せて小さく薄い状態
・裂紋舌(れつもんぜつ):舌体の表面に亀裂がある状態
・歯痕舌(しこんぜつ):舌先や舌の側面に凸凹がある状態
・芒刺舌(ぼうしぜつ):舌体にトゲ状の隆起がある状態
・硬舌:舌体が硬直して、舌をスムーズに動かせない
・軟舌:軟弱でスムーズに動かせない、伸び縮みできない状態
・せん動舌:舌が震えて止まらない状態
・歪斜舌(わいしゃぜつ):舌を伸ばすと、左右に曲がってしまう状態

 

「舌の変化が現れる場所」
舌根部=腎臓、舌中部=脾臓・胃、舌辺部=肝・胆、舌尖部=心・肺

 

「舌の色」
寒証=淡舌 ⇄ 正常=淡紅舌 ⇄ 鮮紅舌=熱証 ⇄ 深紅舌・青紫舌=重度の熱証

「舌の苔の色・厚さ・質」
・苔の色は白色、黄色、黒色、灰色。
・舌の厚さ:薄舌、厚舌
・苔の質:潤いがある、乾いている、水分が多くつるつると滑りがある、ネットリとしている、おからのように剥がれやすい、一部または全てが剥がれている。

 

 

【院長からのメッセージ】
本日ご紹介した舌が明確に現れているときは、体調が既に悪くなっていることが殆どかと思います。
まずは病院で診察を受けましょう。病院で異常が見当たらない場合こそ、東洋医学の未病に強い長所にお任せください。

 

舌は歯を磨くとき、うがいをするときなど目にします。
正常な舌の状態を覚えておくと、頻繁に体調を崩してしまう方は、舌は体調悪化に気付く判断材料の1つになります。

 

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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:19年目(2006年〜)

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