症状説明

東洋医学解説・病気の原因(③不内外因)

こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤力です。
「外因・内因・不内外因」の3つの病因から、今回は「不内外因」について解説します。

 

【不内外因】
外因にも内因にも分類されない病因。主に生活習慣のこと。
→生活習慣:飲食失節、偏食、労逸、五労、運動不足、外傷などブログ画像

 
※飲食失節
飲食の節度がなくなる、食べ過ぎや食の細過ぎ、同じものを食べ続ける偏食など。
→小食:栄養失調で気血の不足、抵抗力の低下。
→過食:脾胃の負担と下痢、便秘。
→偏食:冷たいものが腹痛や下痢、辛いものと熱いものは乾燥や便秘、油っぽいものは腹痛や消化不良。

 

※労逸
労働の節度を示している。過度な仕事や遊び、勉強などで過剰に気血を消耗すると心身が疲労してしまう。
→労力過度:仕事や遊びで過剰に気血を消耗すると心身が疲労する。
→心労過度:悩みすぎることで精神的疲労になる。
→房事過度:性生活過度によって、腎精を消耗、腰や膝、耳鳴り、無月経などがあらわれる。
→安逸過度:休み過ぎの怠惰な生活は、気血の停滞が脾と胃を衰えさせて、やる気と食欲が湧かなくなる。

 

※五労
同じ動作を長時間続けることは、五臓にも影響を与える。
久行(歩き続ける)=肝
久視(目の酷使)=心
久坐(座り続ける)=脾
久臥(寝たきり)=肺
久立(立ち続ける)=腎

 

※外傷
打撲や捻挫、骨折、切り傷などの外傷も、病気を引き起こす病因。

 

【院長からのメッセージ】
未病や慢性症状の段階ならば内向的や外向的など個性に合わせて、改善策をお伝えすることができます。
ストレスや疲労を感じる対象は1人ずつ異なるため、我慢や諦めることなく、1つずつ自分自身にあった改善策を試してみましょう。

 

当院はベッド1台でお1人ずつ丁寧にヒアリング・治療・説明まで行うため、患者様対応でLINE返信が遅れることがございます。

 

事前にご予約を頂かないと施術をお受けできないことが多々ありますので、お早目のご予約をお勧めいたします。
月曜日を除いて8時〜21時受付(火曜8時〜17時受付)まで営業しております。
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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:19年目(2006年〜)

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