症状説明

◆◇東洋医学解説・病気の原因(②内因) ◇◆

こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤力です。
「外因・内因・不内外因」の3つの病因から、今回は「内因」について解説します。

 

【内因】
感情(七情)という精神的な活動による身体の影響で、感情が過度になることで、五臓を痛めるなど身体の内側から生じる病因。

 

七情:怒・喜・悲・憂・恐・驚という7つの感情
※七情が長期間にわたって続くと
五臓(肝・心・脾・肺・腎)と影響し合って体調を崩す。

※七情は臓象学説では五志。(五志=怒喜思憂恐)
怒は肝、喜は心、思は脾、悲・憂は肺、恐・驚は腎に属して、過剰な感情は臓腑に影響を与える。

 

 

【七情による症状】
・怒は激怒、怒り過ぎることで肝臓を傷つける。
症状:頭痛、めまい、目の充血、脳卒中、動機、不眠など

 

・喜は喜び過ぎる興奮で、心が動揺する。
症状:集中低下、不眠、不安、精神錯乱など

 

・思は考え過ぎる、思い込むと脾臓の消化に影響する。
症状:腹痛、食欲不振、膨満感、軟便など

 

・悲・憂は悲しみ、泣き崩れる、憂い、心配、抑うつになると肺を傷つける。
症状:咳、息切れ、胸の苦しさなど
(肺の不調はやがて脾も痛める)

 

・恐は恐がり過ぎると腎臓を傷つける。
症状:大小便の失禁、白髪の増加など

 

・驚は驚き過ぎると腎臓を傷つける。
症状:動悸、不眠、精神錯乱、物忘れなど

 

※七情は心、肝、脾の臓器を損傷させやすく、1番心が影響を受けやすく、そこから各臓腑に波及しやすい。

 

【院長からのメッセージ】
小さい頃に明日の出来事が楽しみで寝られない、などの経験はありませんか?
日頃から喜怒哀楽を感じて、実はその影響を心身は受けながら過ごしています。
ストレスに感じない範囲で、良い生活習慣を取り入れてみましょう。

当院はベッド1台でお1人ずつ丁寧にヒアリング・治療・説明まで行うため、患者様対応でLINE返信が遅れることがございます。

 
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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:19年目(2006年〜)

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