こんにちは。
治療院RESETの院長伊藤です。
治療業界15年になる私ですが、最初に難しいと感じた治療部位が肩関節になります。
肩は正常に機能しないと、手を使って物を掴んだり、押したり、持ち上げたりすることができません。
肩の動作に異常が出てしまうと、首や腰の筋肉にも影響して肩コリ・痛みが出てしまいます。
本日は肩の構造とコリ・痛みが発生しやすく治りにくい理由について書かせて頂きま
す。
目次
意外と複雑な肩の構造
皆さんが想像する通常の肩のイメージは肩甲骨の凹みに対し、上腕の骨が存在している関節と考える方が多いと思いますが、実際の肩の構造は、「肩甲骨、上腕骨、鎖骨、胸骨、胸郭の5つの関節」が関係しています。
他で紹介されている情報によっては、
・肩甲上腕関節(肩甲骨+上腕骨)
・肩鎖関節(肩甲骨+鎖骨)
・胸鎖関節(胸骨+鎖骨)
の3つで表現されていることもあります。
肩コリや痛みが発生しやすい原因や理由
肩コリや痛みが発生しやすい理由は近くの首や他の関節との違って、
・「肩甲骨の浅い器」「肩甲骨が肋骨にへばり付いているだけ」という骨格の不安定さ。
・幅広い可動域に対して「靭帯」だけで支えている。
・2つの骨から構成される他の関節よりも、5つや3つの関節で構成されている複雑な構造。
などがあります。
その他にも、同じ姿勢・眼精疲労・運動不足・ストレスが肩コリの4大原因とされていて、症状が発生しやすい原因も人それぞれで違ってくるのです。
肩こりや痛みの原因が特定しにくいわけは?
肩の動きには首や腰、足からの影響も含めると、肩のコリ・痛みへ関係する関節や筋肉が多過ぎるため、原因の特定には経験と技術を必要とします。
肩関節の動きは「屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋、上方回旋・下方回
旋、水平屈曲・水平伸展」と動かします。
ここまで動きが複雑な関節は少なく、新人の頃に身体の仕組みや治療技術に関する情報が増えるほど、肩の複雑さで困った経験があります。
肩こりや痛みでお悩みの方はぜひ1度ご相談ください!
治療院RESETでは、肩こりや痛みでお悩みの方にも安心してご来店いただけます。
肩のコリ・痛みは症状が軽減しないで続く場合は、1週間以内に治療を行えると早期治癒が可能です。
長く続く程に構造と動きの複雑さから治し難くなりますので、早めの治療が重要な部分と伝わればと思います。