症状説明

◆◇東洋医学解説 「心」の解説 ◇◆

こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤力です。
今回は「心」についてご説明します。
す。

【心】
東洋医学の心は、心臓の機能としての循環の原動力としてのポンプ役を担っています。
意識や精神活動、自律神経などの西洋医学で言えば、 脳の働きに関係する部分も「心」の働きとして捉えています。

 

・循環作用
心は肝臓で貯蔵された血を全身に循環させるポンプ機能で栄養を与えます。

 

・精神活動の取りまとめ
「心は神を蔵する」と言い、知覚・記憶・思考・意識・判断など全ての精神活動の中心を担います。

 

・臓腑の調和を保ち、活動を主る
言語や物事の表現など意識的活動や心臓の拍動や呼吸、消化吸収など無意識的活動が適切に行われています。

 

・神志(しんし)を主る
心は感情の影響を大きく受けます。喜びや笑いは血液の運行を促進し、悲しみや笑い過ぎると運行が抑制されます。

 

・「小腸」との関係が深い。
「心」の異常が「小腸」に及ぶと、「小腸」の機能と関係する症状が出ます。
(口内炎や尿が濃い、 残尿感や排尿時の灼熱感など)

 

【心の症状】
「心」の機能が異常となった症状を挙げていきます。

 
・循環器症状:動悸、顔色が悪い、手足が冷える、 立ちくらみなど

 
・睡眠障害:睡眠が浅い、不眠、多夢など

 
・心血虚状態:焦燥感、 意識が散漫、忘れやすい、驚きやすい、目眩など

 
・言語障害:舌の痛みやびらん、あるいは舌が硬直するなど舌にみられる異常

 
・心熱上炎:心に熱が入って血熱が発生。顔面が赤く、のぼせる。昼はせっかちで、夜は不眠、口が乾燥するが水は飲みたくない。口内炎になる。

 
・心血瘀阻(しんけつおそ):心血の巡りが悪く、心の栄養ができない。動悸や不安。さらに気滞を生じて胸が苦しく、胸部痛がする。

 

【院長からのメッセージ】
1日の勤務の長期化、急な仕事依頼に振り回されるなど職場環境による脳や自律神経の疲れは、年々溜まりやすくなっています。
心は夏の食材や赤い飲食物と相性が良いとされています。
もし、全身の倦怠感や冷え、動悸、不眠など精神的な疲労を感じた際は摂取してみてください。

 

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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:18年目(2006年〜)

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