症状説明院長ブログ

◆◇東洋医学解説 「肝」の解説 ◇◆

こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤力です。
今回は「肝」についてご説明します。

 

【肝】
東洋医学では肝と記載しています。
肝は西洋医学で言う肝臓も含め自律神経、ホルモン系の調整機能、血の貯蔵、精神機能などを含みます。
これらの機能を総称して肝気といいます。

 

更に西洋医学の肝臓と違う点は気の流れを通じて感情の調節をしたり、自律神経系によって体全体の機能を順調に調節する働きもします。
他には気(エネルギー)血(血液を含む栄養物質)から肝血を作り出して、肝に貯蔵して、気血や腎精の不足があればすぐ対応できるよう備えています。

※腎精:カラダの発育や性機能を健康に保ってくれる生命エネルギーのこと。

 

【肝の働き】
1、蔵血作用といい肝は血液量の調整、心が血脈(血液が通る道)の血液を推動する
2、筋肉を養い、不足によって運動器に異常が出る
3、目と脳を結ぶ連絡を行っているため、不足すると眼精疲労になる
4、疏泄作用といい、気の巡りが全身に流れるように調節する働き
(疏泄作用は脾胃による食べ物消化、血と津液の運行、月経周期の調整、情動の安定などの働きのこと)

 

【院長からのメッセージ】
肝は目や筋肉と関係が強く、パソコンやスマホを多く使い、
目や筋肉に異常を感じた際には、肝に良い春の食材や酸っぱい食べ物を摂取することをオススメします。
また怒りの感情は肝の働きを低下させるため、イライラするような感情を笑ったり、気分転換をすることも良い対策になります。

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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:18年目(2006年〜)

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