治療法について

経絡整体について

院長伊藤独自の『頭部』を中心に施術する『東洋式の無痛整体』です。
厚生労働大臣認定の国家資格「柔道整復師」 「鍼灸師」を取得し、整骨院鍼灸院の保険診療・整 形外科のリハビリ・完全自費治療の16年以上の施術経験から導きだしました。

東洋医学ではWHO(世界保健機関)で認められた鍼灸の全身経穴は360以上、頭と顔に130以上存在しております。

「経絡整体」はその経穴の仕組みを逆に使用した施術です。 東洋医学の経穴が集中する頭と顔に、独自のツボを新しく発見し、頭や顔から刺激を与えて脳から電気信号を関係部位へ送ります。


経穴は全身のさまざまな箇所に存在しているため、経絡整体では顔や頭から筋肉や関節、内臓、自 律神経にアプローチが可能です。 特に慢性症状、慢性疲労、不定愁訴、自律神経系のお悩みに特に有効です。


【経穴の説明】
経穴は一般的には聞かない「気や経絡」という説明がされて、疑いを持っている方もいらっしゃるるかもしれません。
ただ近年では西洋医学的に、経穴が解明されました。

体の基本構造で表面の皮膚や筋肉には、知覚神経が豊富に分布しています。

これらの神経は、痛みや温感などの情報を皮膚から受け取り、大脳皮質(脳の表面部分)の知覚 神経の中枢へ伝えます。

ツボに鍼や刺激が伝わると、その刺激は知覚神経を介して脊髄(脳からつながる太い神経)に入 り、「脊髄視床路」という経路を通って脳へと伝えられるのです。

ところが、脊髄の神経は大脳皮質に至るまで、さまざまに分岐しています。このため、脊髄を上っ ていった刺激の情報は、脳のいくつもの部位に届けられるのです。

情報が脳のどの部位に届くかによって、違う作用が起こります。それぞれが特定の神経活動を促 したり、特定のホルモンの分泌を促したりするのです。


それらの作用は、次の4つに分けられます。

①延髄に届く→自律神経系の調整作用

②中脳に届く→オピオイドによる鎮痛作用

③視床下部に届く→オキシトシンの抗ストレス作用

④脊髄反射→GABA (ガンマアミノ酪酸)の鎮痛作用

これが西洋医学的に経穴が効く理由で、先ほど書かせていただいたように「経絡整体」はこの経穴の仕組み を逆に使用した『頭や顔からの東洋式の無痛整体』に なります。

参考資料:【鍼灸はなぜ効く?】ツボ治療のエビデン ス(科学的論拠)を解説 皮膚への刺激は神経を通っ て脳に届く

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