症状説明

◆◇東洋医学解説・病気の原因(①外因)◇◆

こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤力です。
今回は「病気の原因」についてご説明します。
病気の病因は「外因・内因・不内外因」の3つの病因の中で、今回はその中で「外因」について解説します。

【健康の3つの要素が崩れる病因】
健康な状態とは「陰陽のバランスが保たれ、身体を構成する気・血・津液の量が充分で、淀みなく循環し、五臓六腑が協調的に働いている状態」です。

その健康な状態から病気を発生させる原因のことを、病因といいます。
東洋医学で「外因・内因・不内外因」の3つの病因から特定して、その排除をすることが治療の基礎です。

 

【外因】
外因:6種類の気候変化による身体の外から押し寄せる病因(外邪)のこと。
自然界の気候の変化は六気と呼ばれて、「風・寒・暑・湿・燥・火」の6つに分類される。
六気に過不足が生じたり、時期に反して出現した場合、六邪へと変化する。

 

→六邪:風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪の6つに分類される。
体表や背中、口、鼻などから体内に侵入する。

 

 

【六邪の症状】
・風邪は年間通して現れるが、特に春。身体のふらつき、めまい、頭痛、鼻詰まり、喉の痛みなど。

 

・寒邪は冬や気温の低い時期。寒気、吐き気、下痢、腹痛、手足の冷え、頭痛、関節の痛みなど。

 

・暑邪は夏。高熱、多汗、喉の乾き、息切れ、脱力感など。

 

・湿邪は梅雨や夏など湿気時期。下痢、頭重感、胸のつかえ、尿がでにくい、足のむくみ、倦怠感など。

 

・燥邪は秋から冬の時期。鼻口の中・皮膚・髪の乾燥、乾いた咳、胸の痛みなど。

 

・火邪は暑邪と同じ時期や他の邪が熱化したもの。高熱、顔や目が赤くなる、精神不安、不眠、全身の乾燥、便秘、出血がしやすくなるなど

 

 

【院長からのメッセージ】
1年中てできる対策は、低温で乾燥しているところにいないことです。
新型コロナも低温では感染力が維持される期間が長くなるため、室温は20度〜25度が理想的です。
乾燥は鼻や喉の粘膜が乾くことで、バリア機能を弱めてしまうため、湿気は40%以上がオススメです。

もちろん、気候にあった服装をして、極端な寒暖差を作らないようにしましょう。

 

当院はベッド1台でお1人ずつ丁寧にヒアリング・治療・説明まで行うため、患者様対応でLINE返信が遅れることがございます。

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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:19年目(2006年〜)

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