こんにちは。治療院 RESETの院長伊藤です。
今回はストレスからの腰痛を詳しくご説明します。
【腰痛】
男性では1番目に多く、女性では肩こりに続いて、腰痛が2番目に多い症状であることが、厚生労働省の調査結果に出ています。
腰痛のうち85％が痛みだけで、神経症状や馬尾症状がないことも特徴です。
今回のストレスが関与する腰痛はギックリ腰や腰部椎間板ヘルニアなどのような急性腰痛ではありません。
長く3ヶ月以上続く、または痛みを繰り返すような慢性腰痛が対象となります。
【慢性腰痛とストレス】
慢性腰痛は病院の検査でも、明確な原因が見つからないことが多いです。
しかし、ストレスは慢性腰痛の原因の一つと考えられています。
慢性腰痛に関与するのが、ストレスから「腰の筋肉の血行不良」「脳からのドーパミン放出不足」です。
ドーパミンは脳内に放出されると、鎮痛剤に含まれる物質を大量に脳内で放出されて、痛みの長期化やわずかな痛みも強く感じます。
【院長からのメッセージ】
ストレスが関与する慢性腰痛は悪循環に陥りやすいことも特徴です。
悪循環とはストレス→腰痛→ストレスを感じる→腰痛→というように痛みのサイクルのことです。
他にも痛みの不安や恐怖から、コルセットによる過剰な守りが筋力低下を招いて、腰痛回復の阻害するなどもあります。
腰痛の15％は手術が必要な場合があり、原因特定が可能なため、病院での検査は重要です。
まだ受けたことのない方、数年受けていない方は、検査前で強い刺激の施術や過剰な運動による負担も気を付けましょう。
これからも患者様に多い症状に関して、説明のブログを書かせていただきます。
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治療院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:16年(2006年〜)