こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤です。
今回はデスクワークでコリや痛み、疲労を防止する正しい座り方をご説明します。
【机の適切な高さ】
個人の身長や体のサイズによって異なりますが、一般的なガイドラインとしては『肘の角度』が目安となります。
机の高さを座っている状態で肘が90度になるように設定することが望ましいです。
*肘を90度にする理由
①角度が大きくなるほど、胴体から腕が離れるほど手首や肩への負担が増えます。
②角度が小さくなるほど、頭や肩が前に出やすくなり、首や肩の付け根も負担が増えます。
【目とモニターの高さ】
デスクトップの場合、モニターの中央が目の高さに来るように配置すると、首や目の負担を軽減できます。
*モニターの高さが合わないどうなりやすい?
①頭を前に少し倒した状態して首を負担が増加
②目は上目遣いを強いられて、目の筋肉を余分に使うことで眼精疲労の発生率が高まります
【足と床の接触する面積】
足は床にしっかりと着くようにしましょう。足が浮くか、床から離れてしまうと、腰や背中に負担がかかる可能性があります。
*足裏が全て付かない高さでのリスク
①ガニ股
②膝同士をぶつけて足首は離れているX脚
③足首を椅子の手前に引き過ぎてしまう
④猫背
など①〜④のように姿勢が悪くなります。
この状態を長期的に続けてしまうと「内臓疲労、関節痛、関節の変形、神経の負担による痺れ」が発生しやすくなります。
悪化する前に気を付けましょう。
【膝裏と椅子の端のスペース】
膝裏と椅子の間に2〜3本の指がすっぽり入るくらいのスペースを保つことが理想的です。
これによって腰の負担を軽減できます。
*スペースを余分に取り過ぎると、骨盤が後傾して猫背になってしまいます。
【キーボードとマウスの位置】
キーボードとマウスは、肘が90度になるように配置し、手首を自然な位置に保つようにしましょう。
【院長からのメッセージ】
最適な高さは個人によって異なるため、自分の体のサイズと快適さを基準に調整することが重要です。
調整可能なデスクや椅子を使用すると、自分に合った最適な配置を見つけやすくなります。
疲労やコリが溜まり過ぎて慢性化している場合、体が悪い癖が記憶しています。
その状態では正しい高さの机や椅子、座り方を実施しても全く改善されないため、1度慢性化した体の治療に必要です。
ベッドは1台のみで、お1人ずつ丁寧にヒアリング・治療・説明まで行うため、患者様対応でLINE返信が遅れることがございます。
事前にご予約を頂かないと施術をお受けできないことが多々ありますので、お早目のご予約をお勧め致します。
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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:18年(2006年〜)