こんにちは、整骨院 RESETの院長伊藤です。
今回は気圧差の頭痛と眼精疲労の頭痛ついて解説します。
この2つの頭痛がどのように違うか、今回ご希望を受けて解説させていただきます。
【気圧差による頭痛】
・気圧差の頭痛が発生するまでの流れ
雨や雪の日、雨が降る前の曇りの日、台風の発生など
→耳の内耳センサーが交感神経の興奮
→交感神経の興奮が心拍数や血圧が高くなる
→内耳の血管が収縮して血行不良が発生する
→頭痛が発生
・他の気圧差による症状
交感神経の興奮は「慢性痛の悪化」「逆に副交感神経が優位になって怠さや眠気、心身の活動が低下してやる気が出ない」など
自律神経の乱れが心理的にも悪影響が出やすく、脳もストレスを受けて、脳の働きも低下
・気圧差が出やすい人
ストレートネック、猫背、頭が前に出ている、巻き肩などから首肩の血流が悪く、首肩にコリや痛みを抱えている方
【眼精疲労による頭痛】
眼の使い過ぎによる、目の筋肉や神経が原因で頭痛が発生します。
・紫外線やブルーライトによる強い光
目を細め続ける筋緊張や信号を受け取る脳の疲れを引き起こします。
・長時間の目の酷使
目のピントを調整する筋肉を使い続けて、頭や首の負担が大きくなります。
【気圧差と眼精疲労による頭痛の違い】
原因が異なることが大きな違いです。
片方の頭痛が発生してしまうと、ストレスの蓄積による自律神経の乱れや姿勢の悪化によって血行不良が発生します。
頭痛が慢性化することで、もう片方の原因からも影響を受けるようになります。
私は気圧差の方が眼精疲労より、頭痛以外の症状で内臓や腰、全身にも影響が出やすいのが大きな違いと考えています。
人間は気圧に負けないように、内側から圧力で押し返しています。
気圧に反応して、体内を流れる液体や気体、臓器も膨張と収縮を行うため、眼精疲労よりも全身に影響が出やすいです。
【院長からのメッセージ】
頭痛に対するセルフケアは、頭痛や片頭痛、緊張性頭痛などタイプによって異なります。
片頭痛は冷却、緊張性頭痛は温めると楽になります。
頭痛や合併症で生活に支障が出ている場合は、片側が痛いから片頭痛とは限りませんので、医学的な綜合判断が必要です。
病院での診断を受けて、頭痛のタイプや重篤な疾患が隠れていないかも確認しましょう。
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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:19年目(2006年〜)