こんにちは、整骨院 RESETの院長伊藤です。
病気を引き起こす5つのメカニズムがあり、今回は1つ目の陰陽のバランスからの病気を解説します。
【病気を引き起こすメカニズム】
◎陰陽失調(いんようしっちょう)
陰陽による身体の臓腑(内臓)や経絡、気血の繋がりが失われて病気になる。
陰と陽のバランスが崩れると、臓腑(内臓)や経絡、気血などの「対立や相互関係、表裏、出入、上下、昇降などのバランス調整機能が失われます。
体内の陰が強まってしまう、陽が強まってしまうという「陰陽偏盛(いんようへんせい)に移行することで症状が発生します。
【陰と陽】
東洋医学の元になった古代中国の考え方です。
世の中の全てを陰と陽の2つに分類して考えます。
「陽」は、目立つもの、朝、明るいこと、火、広がること、上、温めるもの、体表、腹部、外側、六腑
「陰」は、人目に見えないもの、夜、暗いもの、水、狭いこと、下、冷やすもの、体内、背部、内側、五臓
【陰と陽の特徴】
相対する二つの組み合わせでありながら、お互いが欠かせない存在です。
陰陽互根(いんようごこん):お互いが存在することで、己の存在が成り立つ。
陰陽制約(いんようせいやく):お互いが過剰にならないように牽制、抑制する。
陰陽消長(いんようしょうちょう):片方が強くなれば、片方が弱まるシーソーの関係。
陰陽転化(いんようてんか):片方が最高に達したとき、もう片方に転化する。
(例:夏から冬のように季節の移り変わり)
陰陽可分(いんようかぶん):身のまわり全て、身体も陰と陽に分けて考える。
【院長からのメッセージ】
陰陽失調では過剰な方を取り除く、不足している方を補うという方法で対応します。
原因は必ず体内に存在して病気が発生する状態を作り、病気の進行に影響します。
腰を痛めたとき、身体は温めて血流を良くすれば解決するのではなく、「温め」と「冷し」を適切に判断が必要です。
どうしたら良いか分からないときは、逆効果になることを防ぐため、行動してしまう前に専門家へ相談しましょう。
当院はベッド1台でお1人ずつ丁寧にヒアリング・治療・説明まで行うため、患者様対応でLINE返信が遅れることがございます。
事前にご予約を頂かないと施術をお受けできないことが多々ありますので、お早目のご予約をお勧めいたします。
月曜日を除いて8時〜21時受付(火曜8時〜17時受付)まで営業しております。
整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:19年目(2006年〜)