症状説明

◆◇東洋医学解説 問診(痛み)◇◆ 

こんにちは、整骨院 RESETの院長伊藤です。
今回は東洋医学の問診と痛みについて解説します。
痛みは危険を知らせるサインなため、どのような痛み方があるか、知っておくとすぐに辛さも説明しやすくなると思います。

 

【痛み】
整骨院でも多い症状です。
痛みの部位と性質(痛みの現れ方)、痛みの持続時間など問診を実施します。
どこまで重症か、特に骨や神経、筋肉、臓腑が関係しているかなどの推察が大事になります。

痛みの種類は実証と虚証に分けられます。

・実証
外邪の侵入、気血水の停滞、食物の停滞など。一般的には脹痛や激痛。

・虚証
気血水の不足、精血の損傷など。一般的にはシクシクした痛み。

【痛みの性質】
喜按:伊丹の部位を押すと痛みが軽減や消失する(虚証)
拒按:伊丹の部位に触れる、押すと痛みが増加する(実証)
喜温:温めると痛みが軽減する(寒証)
喜冷:冷やすと痛みが軽減する(熱証)

 

【痛みの部位】
・頭痛:

実証は六邪や水毒、お血による頭痛。虚証は気血精などの不足による頭痛。

・胸痛:

心・肺の病変から起こりやすく、水毒は胸悶(きょうもん)、咳、心悸を伴う。陽虚は四肢の冷え、自汗を伴う。

 
・脇痛:

肺と胆の病変との関係が深い。気滞や温熱、けい飲(水分の滞留する肋膜炎や肺炎の兆候)によって起こる。

 
・腹痛:

5つの部位に分けられる。虚証は気虚や血虚の痛み。気血の停滞とお血による実証の痛み。
腰痛:腎の病変によって発生。虚証は腎精不足と虚損による痛み。実証は経路への邪気の侵入やお血による痛み。
四肢痛:経路や関節、肌肉の気血が邪気の侵入で停滞すると発生。脾と胃が虚して、飲食物が四肢の栄養できず発生する痛み。

 

 

【院長からのメッセージ】
春夏など室内と外で寒暖差が発生しやすい季節は、身体の筋肉が緊張しやすいため、ふとした動作で首や肩、腰を痛めることが多いです。
服装や飲み物で調整を習慣化してみましょう!
生活習慣が乱れている方で、痛みが強い方は病院で一度診断を受けることも必要です。

 

当院はベッド1台でお1人ずつ丁寧にヒアリング・治療・説明まで行うため、患者様対応でLINE返信が遅れることがございます。
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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:19年目(2006年〜)

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