治療法について症状説明

◆◇鋭い腰痛やギックリ腰は早めに動かした方が良い!?◇◆

こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤力です。
今回はギックリ腰のような急性腰痛で、安静と運動はどちらが大事になるかご説明します。

 

【医学的根拠】
急性腰痛に対しては,安静よりも活動性維持(運動)のほうが有用であるとされています。
(腰痛診療ガイドライン2019改訂第2版参照)
2005年の系統的レビューで13ヵ国の腰痛診療ガイドラインを比較すると、「痛みが強くても安静を控える」や「2日以上の安静は有害」とするものまで様々な勧告が報告されています。

 
このように安静より運動を推奨するのは、急性腰痛症患者に対して活動的に過ごすようアドバイスすることで、短期的にも長期的にも症状や機能が改善される証拠があるためです。

 

【当院のアドバイス】
当院では負傷原因や負傷レベル、痛みが発生
しない範囲など丁寧にお伝えして、恐怖心を減らすことで早期に可能な動作はしてもらう指導を実施しております。
腰痛を悪化させるような行為は避け、できる範囲で体を動かし続けることが、早期治癒や慢性化の防止に繋がります。

神経の損傷による痺れがない場合や痛みがひどい場合は、安静を指導することがあります。
正確なアドバイスに必要な過去の負傷や病歴などのヒアリングのご協力をお願いします。
運動中に鋭い痛みを感じた場合は、すぐに中止して当院の公式LINEで相談してくださいね。

 

【院長からのメッセージ】
筋肉は使わなければ数日でその強度と柔軟性を失い、痛みが増し、組織を再び傷つける可能性があることが研究で指摘されています。

 

長期間動かずにいると、1週間あたり最大20~30%の筋力が低下し、身体の弱さや硬さにより痛みが落ち着くと日常生活に戻ることがより困難になります。
長い安静による運動不足だけでなく、在宅ワークによる活動量不足も、体に加わる刺激情報から背骨や筋骨格系に変化をもたらすため注意しましょう。

 

*参考資料:野中腰痛クリニック 
https://nonaka-lc.com/blogs/dissertation-2023-1-12/

 

ベッドは1台のみで、お1人ずつ丁寧にヒアリング・治療・説明まで行うため、患者様対応でLINE返信が遅れることがございます。
事前にご予約を頂かないと施術をお受けできないことが多々ありますので、お早目のご予約をお勧めいたします。
月曜日を除いて8時〜21時受付(火曜8時〜17時受付)まで営業しております。
『整骨院公式LINE @URL:https://lin.ee/w23lUm1』

 

整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:18年(2006年〜)

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