こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤です。
今回は物を持ち上げるとき、腰を痛めてしまうことに関してご説明します。
宅急便で届いた荷物や引っ越しシーズン、荷物整理、棚卸などでギックリ腰や腰痛の発症が多くなりやすいです。
どのようなときに起きてしまうのか、どのように対策が安全のか説明させていただきます。
【腰を痛める悪い持ち上げ方】
・膝を曲げずに伸ばして立った状態から持ち上げる
・腕を曲げないで伸ばした状態で持ち運ぶ
・中腰で運ぶ
・持ち上げ途中から左右に動き始める
【正しい持ち上げ方・運び方】
1、物の角部分を持つこと
物の角を対角線上に持つと、バランスよく持てます。
片手は手前角、もう片手は反対側の上の角を持ちましょう。
2、脚を使って持ち上げ・運びましょう
・しっかり腰を下げる
・物をお腹に可能な限り寄せる
・片膝立ちになる
・物の角を対角線状に持つ
・目線は前を向き、背筋を伸ばす
・途中で左右に動かず、最初に真上へ持ち上げる
この点に気をつけると、お腹と腰でバランスが取れるため、脚を使いやすくなります。
【院長からのメッセージ】
軽いバッグのとき、物を拾おうとしたときなど、小さい物でも正しい持ち方・運び方は気を付けましょう。
ギックリ腰を一度経験すると、庇ってしまう動作が残ってしまうことがあります。
・何故痛めてしまったのか?
・今後は同様の場面でどのようにするべきだったのか?
痛みを治すだけでなく、この2つは根本治療と再発防止に欠かせません。
腰痛の方、腰痛を予防したい方は、今回の内容を意識してみてくださいね。
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整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:17年(2006年〜)