こんにちは。治療院 RESETの院長伊藤です。
今回は神経の痛みをご説明します。
【神経痛】
神経痛は急性痛のような炎症が伴う短期的に治癒する痛みではありません。
慢性痛や反復痛などの慢性的な痛みを繰り返したりやすい、痛み自体を脳や脊髄で記憶する「感作」という反応があります。
神経痛は原因不明なものは短期的に治ることもありますが、根本原因がある場合は年余にわたって続いてしまう傾向があります。
【神経痛の原因】
・「症候性神経痛」
診察や検査で、末梢神経を刺激して痛みを引き起こしている病変（骨の変形や帯状疱疹など）、腫瘍、外傷など原因が見つかる神経痛。
本人が自覚していなくても、精密検査を行ってみると、筋肉の萎縮や運動障害、発疹、しびれ、こわばりなどの障害が明らかにされるケースが少なくありません。
・「突発性神経痛」
検査を行っても痛みをおこす病変(原因)が見つからない神経痛です。
【院長からのメッセージ】
最近はコロナワクチン接種を受けた上腕部で、数週間経過しても肩が上がらないケースの方がいらっしゃいます。
症状の発生前の原因追究や既往歴を伺って、接種が原因の可能性が高く感じました。
個人的な推察ですが、これは”複合局所性疼痛症候群”という採血や点滴などの外傷後に、痛みの神経繊維と異常な接続を形成したものと考えています。
肩の痛みは寒さや運動などによる交感神経が興奮すると、痛みを同時に引き起こす構造が作られているからです。
症状は痛み以外に浮腫・発赤・発汗異常(過多または減少)、重症の場合は骨や筋肉の萎縮を伴うこともあります。
筋肉が細く弱り、肩の可動域が著しく損なわれるため、四十肩五十肩と誤認される傾向がありますが、原因が根本的に異なります。
諦めずコツコツ半年や1年のリハビリを根気強く行いましょう。
当院では解剖学や生理学、運動学、東洋医学の知識を元に無痛な整体と鍼を実施、疲労時でも出来る生活改善策をお伝えしています。
これからも患者様に多い症状に関して、説明のブログを書かせていただきます。
治療院は秋葉原や岩本町、東神田から近くに位置しています。
月曜日を除いて営業しておりますので、いつでもご連絡ください。
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治療院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:16年(2006年〜)