症状説明

《捻挫ってどんな状態?》

こんにちは、整骨院 RESETの伊藤です。
本日は捻挫についてご説明致します。

【捻挫】
関節部の筋肉や靭帯という補強している組織が外力を受けて伸びる、一部または完全に切れた状態です。
足関節捻挫、腰椎(腰部)捻挫、頚椎捻挫、手関節捻挫など。
本来の関節が可動できる範囲を超えた力が加わると発生するため、どの関節にも発生します。
1番多い関節は足関節(足首)です。

【重症度】
「靭帯が伸びる」→「一部が切れる」→「完全に切れる」という風に悪化します。
靭帯の損傷は捻挫の部位によって、痛みの程度が大きく変わるため、他の関節や筋肉で助け合えない部位は激痛を伴うこともあります。
激痛の部位では腰部捻挫のギックリ腰、膝関節の前十字靭帯損傷などです。
楽に足関節の外側の靭帯で前方を切断しても、痛みや不安定さをご本人では感じない場合もあります。

1番頻発しやすい足首の捻挫も、理想としては捻挫に繋がった原因の体の使い方、関節や筋肉の悪い癖を治すことです。
その結果として、年数の経過に従って姿勢が悪くなる、片側だけ筋肉が張りやすい、片側だけ重だるくなるなどの症状が出現を回避することに繋がります。

【内出血】
皮膚の下に紫色や青黒いアザがある状態です。
捻挫による組織が損傷すると、血管から出血が発生します。
骨折も骨の周囲にある組織が傷つくことによる出血があります。

内出血の期間としては軽度捻挫で3〜4日、重症では1週間前後です。
骨折では数週間かつ広範囲になることがあるため、痛みと腫れ、内出血も著明な場合はすぐ病院でレントゲンやエコー、MRIなどを受けていただくことになります。
もし時間を経過してしまった1週間を過ぎて黄色に変化しない内出血は、すぐ病院にいきましょう。

【院長からのメッセージ】
捻挫以外に、挫傷という状態も存在します。
直接の力ではなく、筋肉が引っ張られることで伸びてしまう、または断裂してしまう状態です。
「痛みの箇所がどこか、どのような動きによる負傷、痛めた瞬間の痛み方、皮膚の色の変化、患部に熱を持っているか」など痛めた際にはメモをオススメしています。
挫傷の場合は引っ張られることで、一時的に神経を損傷するケースは、一定の動き以外問題なく動かせる場合もあるため、痛み動作を過剰に確認したり、無理矢理の通常使用は控えましょう。

痛みやこり、重だるさなどは時間の経過と共に治りづらくなります。
特に複数の箇所が辛いという状況の方は、1箇所ずつ治すより、実は全ての症状に共通する原因を見つけて調整していくことが近道です。
当院では見逃しやすい軽度の捻挫、慢性化した単体や複数の症状もお気軽にご相談ください。

これからも患者様に多い症状に関して、説明のブログを書かせていただきます。
治療院は秋葉原や岩本町、東神田から近くに位置しています。
月曜日を除いて8時〜21時受付まで営業しておりますので、いつでもご連絡ください。
『治療院公式LINE @URL:https://lin.ee/w23lUm1』

整骨院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:16年(2006年〜)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です