症状説明

◆◇腰痛と持ち歩く鞄の関係◇◆

こんにちは。整骨院 RESETの院長伊藤力です。

今回は腰痛と持ち歩く鞄の関係をご説明します。

 

【腰痛と鞄の関係】

在宅ワークの会社も増えてきましたが、コロナ禍の制限が解除されてから、最近は出勤回数が増えている会社が多いようです。
鞄によって慢性的な腰痛になってしまうこともあるため、今回説明させていただきます。

 

【鞄の種類と腰痛の関係】

・リュックサック

リュックサックは肩紐を両肩にかけてバッグ部分を背中側にして持つため、両肩に均等に荷重がかかりやすく、身体にとっては左右のバランスがとりやすい状態となります。
バッグの重さも両肩で分散ができ、肩凝りにもなりにくいです。
バッグ部分の最適な場所は、おへそから指三本下の「丹田(たんでん)」と呼ばれる人体の中心となる場所です。
バッグ部分があまりにも低の重心が後ろになり、身体の前後のバランスが悪くなり腰痛の原因となります。

 

・ショルダーバッグ

ショルダーバッグは一本の肩紐で荷物を支え
そのため身体の左右バランスがとりづらく、荷重がかかっていない方へ戻ろうとする力が働くため腰痛を起こしやすい状態と言えます。
大半の人は臀部あたりにバッグ部分が来るようにかけているため、左右のバランスだけでなく、前後のバランスも崩しやすいとされています。

腰痛を予防するためにはバッグ部分を長時間同じ身体の場所に来ないようにすることが大切です。

 

・トートバッグ

トートバッグもどちらかの肩に紐をかけて持つため、左右のバランスが崩れやすく、同じ肩にばかりバッグをかけていると腰痛の原因となります。

ショルダーバッグと同じように、ある程度の時間毎に左右の肩を変えて持つことが腰痛予防となります。

 

・手持ちバッグ(ハンドバッグ)

意外と腰に負担が少ないものが、手持ちバッグです。
鞄を手で持つことで荷重が腕で分散させることができ、鞄の重さ全てが腰や肩にかかることがありません。
じっと立っているときは、両手に持つことも可能なため、身体の重心のどこかだけに荷重が偏ることなく持つことができます。

 

・ヒップバッグ(ウエストポーチ)

ヒップバッグは腰に紐を回してバッグを固定します。
ヒップバッグは腰に直接紐を引っかけるため、骨盤に直接的に荷重がかかります。
ショルダーバッグと同じく腰痛対策であまりおすすめできません。

 

・キャリーバッグ

キャリーバッグは基本的に地面をコロコロと転がしながら荷物を運ぶため、荷物の重さはほぼ身体にかからない状態です。そのため、腰痛にはなりにくいと考えられます。
ただ階段等でバッグを担がなければならないときは注意が必要です。

キャリーバッグが鞄の中では1番腰の負担が少ないため、腰が痛いときは使うようにしましょう。

 

参照:腰痛メディア編集部

次にオススメの日常使いとしてはリュック、もしくは手持ちバッグです。

リュックは背負う部分の紐が長過ぎたり、鞄と背中が密着しているのものを選びましょう。

暑い時期はリュックは背中に汗をかくため、手持ちバッグもお勧めです。

手持ちバッグは肩に引っ掛けると、肩甲骨の左右高さが傾くため肩こりや腰痛の原因になります。手か肘に引っ掛けるのみにしましょう。

 

【院長からのメッセージ】

腰痛は今回の鞄のように原因が腰に無いことが8割とされています。

痛みは原因となる刺激が止まらないと、慢性的に痛みが続いてしまいます。

神経損傷や感覚異常に悪化防止のため、ストレスに感じない範囲で、生活指導を受けた際は実践をしていきましょう。

 

当院はベッド1台でお1人ずつ丁寧にヒアリング・治療・説明まで行うため、患者様対応でLINE返信が遅れることがございます。

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整骨院 RESET

伊藤力

国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持

業歴:18年目(2006年〜)

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