症状説明

『疲労について』

こんにちは。治療院 RESETの伊藤です。

今回は多忙や心身の状態で感じる疲労について説明します。

私は肩こりや姿勢で悩まれて来院される患者様の多くが、筋肉や関節ではなく、疲労回復の整体を実施します。 疲労は怪我と異なり、固定や安静にしていれば治る状態ではなく、痛みと発熱と合わせて三大生体警報機構と言われています。

【疲労】

疲労の定義は 「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態 」と言われています。

※参考:解明されてきた現代における「疲れ」の原因

【現代の疲労】

現代の疲労は自律神経系の機能低下とされています。 研究結果でも急に運動しない人が登山や全力疾走した場合を除いて、筋肉が疲労の原因ではなく、普段日常で感じる疲労も『脳の疲労』と発表されました。

脳の中でも疲労するのは視床下部や前帯状回という『交感神経と副交感神経の調整をしている分野』です。

頭を使うデスクワーク、体を動かす運動でも同じように疲労は脳が疲れることを現します。 これまでの疲労原因の1つであった栄養素の不足では脳の疲労解決が難しく、逆に食べ過ぎという見方もあります。

【疲労の原因】

自律神経の中枢である脳の疲労の原因は「活性酸素」です。

人間はあらゆる場所で酸素を使って、アデノシン三リン酸(ATP)という高エネルギー源を作ります。 ATPの生産過程で「活性酸素」は作られて、ウイルスの破壊役割と同様に良い細胞も破壊。

その活性酸素による細胞破壊が心身に現れる、この症状が疲労です。

疲労回復の目安では「疲労回復因子の反応性、自律神経機能検査、 酸化ストレスマーカー検査 、ヒトヘルペスウイルスを利用した疲労測定」などがあります。 ずっと捻挫や筋緊張と思って整骨院やマッサージを受けて治らないという方は、病院で上記の検査を受けてみることも一つの手段かと思います。

【院長からのメッセージ】

治療院では頭から体や自律神経へ整体を実施しています。 私個人の推察ですが、人の脳が身体から伝わる日々の刺激で、最低限必要な量だけ酸素を組織に割り当ていると感じました。

仕事が大変で辛い時でも、可能な限り姿勢は保つことは、過剰な脳疲労を防ぎ、心身の病気も防ぐ力を保ってくれることに繋がります。

もし、姿勢が維持できない方はどうぞお気軽にご相談ください。 現代のストレスによる心身のダメージの回復を行っております。

何か悩まれていることがありましたら、どうぞお気軽にご相談お待ちしております。

これからも患者様に多い症状に関して、説明のブログを書かせていただきます。 当院で整体や鍼治療に興味を持たれた方は、トップページの予約ボタンからオンライン予約をご活用ください。

治療院は秋葉原や岩本町、東神田から近くに位置しています。 月曜日を除いて営業しておりますので、いつでもご相談やご質問はLINE、またはお電話でも承ります。

治療院 RESET

伊藤力

国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持

業歴:16年(2006年〜)

公開日:2023年1月28日

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