症状説明

『腰部脊柱管狭窄症について』

こんにちは。治療院 RESETの伊藤です。

本日は脊柱管狭窄症について解説していきます。

これまで中高年の人が発症する危険性が高かったものの、デスクワークや在宅による身体活動量の低下で、今後は若年層にも可能性のある病気です。

年齢に関わらず、自分自身で『おかしい』『いつもと違う』という体の信号を察知できるように日々の自己管理が大切です。

【腰部脊柱管狭窄症】

「脊柱管」という背骨に通っている神経の通り道が圧迫されることで症状が発生します。

・最も特徴的な症状・・・「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」

長い距離を歩けず歩行と休息を繰り返します。 写真のように背筋を伸ばす正しい姿勢で、神経が圧迫される状態になっています。 そのため背筋を伸ばして立つ歩くと、太ももや膝から下に痺れや痛みで歩くことも困難で、一度座って神経の圧迫を解除する必要があります。

・症状が悪化するとどうなるの?

下肢の力が低下、泌尿器系に異常なども発生します。 神経支配で支配された筋肉や関節だけでなく、徐々に腰から下の神経が管理する内臓領域にも影響が現れます。

悪化速度は個人差があり、発症も前触れなく痺れが出る方もいるため、日頃から定期的に体の確認をする運動などを実施しましょう。

【原因】

加齢性の老化現象が原因とされています。

・脊椎の変形

・椎間板の腫れ

・靭帯の肥厚

これらの影響で脊柱管が狭くなります。 若い頃に重たい荷物を持ち上げるなど、腰の負担が大きい中高年の人が多いです。

【院長からのメッセージ】

ここからは個人的な考えになります。 現在毎日少しずつ運動をしていらっしゃる方、姿勢を仕事中も気を付けることを第1に考えている方は発症の可能性が低いようです。

正しい姿勢はいつでも素早く動き出せる状態で、「自らの正常の状態や体の使い方」を感覚で理解することができます。 調子を崩すこと問題ではなく、崩れ始めた状態を自覚できないことが問題です。

腰痛や足の痺れが発生し始めた場合は、速く歩かないことから開始しましょう。 速く歩くと振動も強くなり、ふくらはぎやスネの筋肉を使えません。

コツコツとひとつずつ確実に生活を改善することが、早期改善につながります。

当院では解剖学や生理学、運動学、東洋医学の知識を元に無痛な整体と鍼を実施、疲労時でも出来る生活改善策をお伝えしています。

これからも患者様に多い症状に関して、説明のブログを書かせていただきます。 治療院は秋葉原や岩本町、東神田から近くに位置しています。 月曜日を除いて営業しておりますので、いつでもご連絡ください。

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治療院 RESET

伊藤力

国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持

業歴:16年(2006年〜)

公開日:2023年1月28日

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