症状説明

『全身疾患による神経の痛み』

こんにちは。治療院 RESETの院長伊藤です。
今回は全身疾患による神経の痛みをご説明します。

【神経障害(多発神経障害)】
靴下手袋型といわれる手足の末梢から始まる神経障害で、殆どが手足から始まります。
痛みはジンジンとする不快な感覚、表現すると”正座をした後のような”感じです。
表在感は過敏に、深部感は振動感なども低下、腱反射も低下または消失する。
症状が進行すると、ジンジン感や痛覚がなくなり、感覚自体が低下する。
(足首の捻挫など外傷に気づかないことがある)
※さまざまな症状を示すが、ここでは感覚障害や痛みに伴うものに限定しています。

【原因となる疾患】
原因は代謝性・内分泌性・栄養障害性・中毒性・遺伝性などの全身疾患です。
(糖尿病・慢性アルコール中毒・脚気・※亜急性連合性脊髄変性症など)

※亜急性連合性脊髄変性症とは?
胃の全摘出後に多いビタミンB12欠乏で起こり、失調性歩行や開脚歩行が起こる。
立位で眼を閉じると、平衡感がなくなり、顔を洗う時などで倒れそうになる。 

【院長からのメッセージ】
腰部脊柱管狭窄症という腰の背骨にある脊柱管が狭窄して、多数の末梢神経を同時に絞扼する疾患。
単神経障害のような局所的ではなく、多発神経障害のように足が痺れる症状と似ています。
腰部脊柱管狭窄症は下肢全体でも下腿部の痺れが出現して、多発神経障害との鑑別は難しいです。
手足の痺れの時画像診断や全身疾患の可能性も調べることをオススメします。

当院では解剖学や生理学、運動学、東洋医学の知識を元に無痛な整体と鍼を実施、疲労時でも出来る生活改善策をお伝えしています。

これからも患者様に多い症状に関して、説明のブログを書かせていただきます。
治療院は秋葉原や岩本町、東神田から近くに位置しています。
月曜日を除いて8時〜21時受付まで営業しておりますので、いつでもご連絡ください。
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治療院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:16年(2006年〜)

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