こんにちは、治療院 RESETの伊藤です。
今回は脳と心の疲労について説明します。
【脳と心の関係】
脳と心は「心身相関」という構造により、脳はストレスや情動といった心の信号で、体を調整する仕組みになっています。
発表されている研究によると、大脳皮質の前頭葉(脳の額部分に近い領域)から視床下部にストレスを伝達する神経路が構築されています。
【脳と心による症状】
・心因性発熱
強い心理的ストレスにより、高体温が続くことで解熱剤の効果が効かないことが特徴です。
・パニック障害
心理的ストレスや不安から突発的に様々な発作が起こります。
これは交感神経が心の影響を受けて強く活性化することが要因です。
今回は国立研究法人 日本医療研究開発機構から引用しております。
https://www.amed.go.jp/news/release_20200306-02.html
【院長からのメッセージ】
例であげた二つの病気はどちらも心身相関が関係しています。
私達が日頃歩いたり、画面を見ながら手を動かす、食べ物を消化することは脳からの神経が正しく伝達できている以前に、「心」の健康が大切です。
うつ病やパニック障害までにならない症状は、「体は動かせるけど首肩が重たい」「腰が鈍く痛い」「体全体の気だるさ」など筋肉や関節の要因ではないものが非常に多いです。
逆にその割合の方が、腰痛を例にすると80%は腰に原因がないとされています。
つまり腰痛で腰や臀部を強く押すだけでは取れない、逆に悪くなる場合も存在します。
だからこそ当院の理想的な治療は、治らないという体の痛みやこりなどの症状を、患者様に苦痛を与えず治すことです。
強い薬には副作用があるように、「強く短期的に取り除くのはその患者様の10年20年を考えても、私はプラスな行動か?」と考えて治療します。
但し、今回の例に当てはまる症状は体の構造に異常のない約80%に限ります。
器質的な問題解決が必要になる『動かせなくなる前の症状での解決』を心掛けましょう。
長く悩まれている方にも、不安な状況を3ヶ月など早期に改善できるよう計画を立案させていただきます。
これからも患者様に多い症状に関して、説明のブログを書かせていただきます。
治療院は秋葉原や岩本町、東神田から近くに位置しています。
定休日の月曜日と短縮の火曜を除いて8時〜21時受付まで営業しておりますので、いつでもご連絡ください。
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治療院 RESET
伊藤力
国家資格:柔道整復師・鍼灸師所持
業歴:16年(2006年〜)